血流を見る検査

自分の血液がサラサラかドロドロかどうかを知るための検査に、「マイクロチャンネル法」という検査方法があります。これは「MCFAN」という血液流動性測定装置を毛細血管に見立てて行う方法で、その中に流れる血液の流れをモニターで観察できます。この装置の毛細血管は幅が7ミクロンで、人間の毛細血管をモデルにしています。

 

毛細血管内の血液の流れは、実際には見ることはできませんが、これを使えば自分の血液がどのように毛細血管を流れるのかを知ることができます。検査では、事前に採血を行い、0.1mlの血液がどのくらいの時間で、通過するかを調べます。モニターに映し出される血液の流れを時間を測定しながら検査します。

 

サラサラであれば、スムーズに流れますが、そうでない時もMCFANではっきり確認することができます。この流れを観察していくことで、赤血球や白血球、あるいは血小板などの流れがはっきりと見ることができます。このMCFANによるマイクロチャンネル法ですが、病院やクリニックなどで数千円ほどで調べてもらうことができます。

 

血液中の成分などの数値だけでは、もうひとつ実感のなさがありますが、これは自分の目で確認できますので、非常にわかりやすいです。またこのマイクロチャンネル法ですが、MCFAN装置内と実際のヒトの体の中は全く同じというわけにはいきませんし、またストレスがかかっている時なども微妙に流れが変化してしまいますので、1回の検査だけで判断することなく、何回か行って診断する必要があります。

 

血液がドロドロになってしまう原因にはいくつかありますが、まずは高脂血症で、特に中性脂肪が高い場合には血液の粘度が増します。また糖尿病も血糖値増加により赤血球同志がくっついてしまうことで、血流が滞ってしまいます。また脂肪肝や非アルコール性脂肪性肝炎などによっても、ドロドロになりやすいです。またそれ以外には、ストレスや喫煙も粘度が増したり、流れを悪くする原因になります。